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福田屋洋服店と聞いてピンと来る人は少ないかもしれない。しかし、ローリーズファームと聞けば、知っている人は多いだろう。
福田洋服店は、1993年に社名を変え「ポイント」となり、ローリーズファームを初めとして、バリューブランド(お求め安い価格でのファッションブランド展開)に強みを持つSPA(自社で製造から小売までを一つの企業が行なうアパレル小売業態)として、ハニーズ、ユニクロなどともに日本を代表するSPAと言ってもよいだろう。
今回は、ポイント(POINT)とその代表的ブランドともいえるローリーズファーム(LOWRYS FARM)をインディケ!
■ ローリーズファーム(LOWRYS FARM)とは ローリーズファームは、ポイントが、福田洋服店時代の1992年に池袋にオープンした仕入れ販売形式の店舗がその基礎となっている。その後、ローリーズファームは、規格から販売まで一貫したSPA形式の展開となった。
このローリーズファームは、10代から20代前半の女性をターゲットに、高くもなく安くもないバリュー価格帯で勝負している。女性向けのSPAといえば、ハニーズ、そして、日本最大のSPAユニクロといえば激安価格を連想するが、ローリーズファームは、どちらかと言うと価格帯はこれらよりも若干高い。
ユニクロやハニーズなどのSPAがターゲットとする服は、ファッションと言うよりも普段着に近いラインだ。しかしながら、この中でも若干価格帯の高いローリーズファームは、おしゃれで質の高い普段着とインディケ!できる。
ローリーズファームは、衣料のほかにも、靴、バック、小物も展開しており、ローリーズファームでトータルに普段着ファッションをそろえることが出来る。
ポイントは、旧福田屋洋服店も含めて歴史的には、男性向け衣料が強かった会社であるが、このローリーズファームの躍進により、現在(2005年2月期)は、メンズ(17%)、レディーズ(66%)、雑貨等(17%)という売上比であり、女性向けの衣料が売上の中核を占める。ローリーズファームだけで、ポイントの総売上のうち約49%、187億円(2005年2月期)を占める。
メンズに比べ、市場としてはレディース向け衣料のほうが大きい。しかし、ライバルも多く、強いブランドも必要となる。ポイントは、これを乗り越え、ローリーズファームというSPAブランドを作り上げた。
このように200億円ブランドとなったローリーズファームであるが、これにより日本のお値打ちファッションにおける一つのインディケーターとなるブランドとも言える。
お値打ちファッションとなるといわゆるファッション系の人から、「え?」となることもあるだろうが、ローリーズファームをはじめバリュー価格ブランドのデザイン品質が上がっており、無視できない。
是非とも、ポイントの中核ブランド、ローリーズファームを、東京の一つのファッションの中心地である原宿、ラフォーレ原宿でインディケ!してほしい。
■ ローリーズファームを仕掛けるポイントは茨城出身 大手SPAは、ユニクロは山口県(店舗としては広島)、ハニーズが福島県が発祥のように、現在のSPA業界をリードする企業は、ファッションと無縁の地方出身者が多い。
ローリーズファームを運営するポイントもその例外ではなく、茨城県がその発祥地。茨城県は、このポイントのほかにも、デニムにフォーカスしたカジュアル衣料小売チェーンであるライトオン(Right-on)をも生み出した、知られざるカジュアル大国である。
このポイント、2000年12月には、ジャスダックに上場を果し、その後、2002年12月には、東証二部、2004年には、東証1部に上場を果し、一つの日本を代表するSPA企業となった。 来週は、ポイントのブランド、グローバルワークとレイジブルーをインディケ!したい。
関連タグ:ポイント,ローリーズファーム,SPA,日系SPA,2005年10月UPコンテンツ
紹介した東京スポットラフォーレ原宿
東京メトロ 千代田線 明治神宮前駅 下車 徒歩約2分
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