|
クレヨンと聞くとどうも、画材のクレヨンか、クレヨンしんちゃんを思い出してしまう。
しかし今回は、クレヨンは、クレヨンでも、アパレルブランド「ロイスクレヨン」、そして、カフェ「ロイスカフェ」を展開する大阪発祥のアパレル・飲食複合企業、クレヨン社をインディケ!したい。
■ ブランドの本質、ストーリーを構成
ロイス・クレヨンの特徴は、ブランドのアイデンティティを確立する為に、ストーリーを多用している点であろう。
このストーリーの根幹となるのが、ロイス・クレヨン女史。可愛らしく、清楚な服を体現する女性として存在している。彼女にまつわるさまざまなストーリーを与えることで、よりブランドコンセプトを明確にしようという取り組みだ。
■ 大阪発祥のアパレルメーカー 大阪発祥のアパレルメーカーと聞いて、大阪の一つの地場産業である繊維業を思い浮かべる人も多いだろう。大阪には、繊維製造業、及び、繊維商社業から始まって、企画・小売にまで進出した企業が多い。
しかしながら、このクレヨン社は、小売業がそのルーツとなっている。オーナー社長である田中氏が、梅田の阪急ファイブ(現在は、再開発が行なわれHEP FIVEとなっている)に開いたセレクトショップがそのクレヨン社の創業のいきさつだ。
その後、自社の概念をよりメーカへのOEM発注、そして、自社企画製品の開発・販売方式となり、SPAといえる業態になっている。
昨今、利益率の高いSPA(自社で企画から販売まですべての工程を行なう業態、GAPがこの業態で有名である)をアパレル業界は、王道フォーマットと見る雰囲気がある。しかし、SPAは、小売業サイドから見れば、自社開発・販売というのは、返品が効かないフルリスク方式である為、トレンドを外すと業績が急激に悪化するという、いわばハイリスク・ハイリターン方式なのである。
実際には、企画力(トレンドを読む力)だけで商品を売ることは出来ない。昨今、高級ブランドが、ユニークな形の店舗を東京の都心部に次々と建設したことからも分るように、店でのショッピング体験=店頭力を持つことは、製造・小売業にとって、ますます重要になっている。
このバランスが重要なのだ。この点、クレヨン社は、ロイス・クレヨンという確固たるブランドを構築と、小売業がルーツになっていることからの販売力が合わさっているとインディケ!できる。
■ 飲食店とアパレル業態 クレヨン社は、基幹ブランド、ロイスクレヨンのほかに、いくつかのブランドを運営している。
そして、アパレルで培ったロイスクレヨンブランドを軸に飲食業「ロイスカフェ」にも進出している。今後のロイスクレヨンブランドの展開に注目である。
関連タグ:SPA,新宿,2006年4月UPコンテンツ
紹介した東京スポットロイス・クレヨン 新宿ルミネエスト店
JR線 西武線 東京メトロ 丸の内線 都営地下鉄大江戸線 新宿駅下車 徒歩1分~5分 程度
|
|
|
|