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新宿の高島屋が4月19日にリニューアルオープンした。改装費用130億円、都内最大級の売り場面積を持つ百貨店だけに大きな話題をよんだ。
早耳のインディケ!読者の皆様の中には、もうすでにいかれた方も多いかもしれない。
この新宿高島屋、新宿の百貨店戦争の中で、万年最下位というありがたくないポジショニングを確立している。
この背景には、 ・ 新宿高島屋は、バブル時の影響が残る時代に事業計画が設定されたので、そもそもの需要見通しが甘いので、それと比較すると実績が見劣りする ・ 新宿高島屋は、新宿の南端に位置し、地の利が悪い為、集客に難がある などがあるとささやかれている。
その為、今回のリニューアルが、新宿高島屋浮上の切欠になるか、多くの業界関係者が見守っているということは事実である。
とにかく、今回は、行った人も、行ってない人も、週末行きたい場所として、リニューアルをした新宿高島屋をインディケ!
■ 目玉は男女同一階戦略 今回の新しい店舗作りとしては、4階から8階までメンズ・レディース服を同一階に展開するという試みを行っている。
人の買い物に付き合ったときのほうがいいものが見つかる(某インディケーター談)という心理にぴったりはまるわけであるが、一箇所に固まっていたらありがたいのも事実。
ただ、特定のイベント、例えば、卒業式とか、就職活動とか、特定のテーマで男女共に需要が出るイベント時は、選択肢も少なく、男女共に確実に需要を満たせる売り場ができるだろう。しかし、日常のワードローブを選ぶといったシーンでは、必ずしも同じ階、つまり、限られたスペースで、男女の需要が満たせるかというと、そこは難しいところもあるとインディケ!できる。
むしろ、ブランドなど強力なテーマがあれば男女共同フロアも面白いかもしれない。現実に、ブランドショップなどに行くと、女性が自分の好きなブランドに彼氏を連れて行き、その彼氏がそこでのショップ体験を元に、自分の服も買い始めるということはよくある現象だ。
これは、彼女を選ぶ=彼女センスを選ぶといことであるので、自分のセンスにも合いやすいということだ。
そういったことを考えると、平場(ブランドごとでなく紳士服、婦人服といった百貨店が編集する売り場)で、男女同一フロアというのは面白いとインディケ!できる。高島屋的な編集を気に入った男女が、ゆっくりと回遊して服を選ぶというシーンが想像できるからだ。
現在は、情報過多の時代。ブランドに関する情報もあふれている。11階もあるのだから、もっと、平場で勝負というのも面白いのではないか?思ってしまう。ちなみに、この話に一番近い売り場は、新宿高島屋の6階とも言える。
■ 副都心線開通は救世主となるか? まず、FY2005の新宿百貨店戦争の結果は、年商で ・ 伊勢丹 - 2522億 ・ 小田急 - 1162億 ・ 京王 - 1003億 ・ 高島屋 - 799億 であるとインディケ!したい。
売り場面積が違ったり、外商が含まれて至りと単純比較できない要素もあるが、高島屋の苦戦振りが伺える。
この背景には、先述した、「地の利がよくない」という問題がある。新宿高島屋が位置する場所は、もともと国鉄の車両基地があった場所で、新宿南口のさらに南、新南口という場所だ。その為、新宿の商業地区の南端となり、人の流れ的には不利の場所といえよう。
しかし、これが副都心線開通で抜本的に変わる。
高島屋は、副都心線開通直結となり、渋谷、池袋というターミナル駅からのアクセスが飛躍的によくなる。これにより、今まで渋谷東急・渋谷西武、池袋西武、池袋東武、池袋三越という、新しい敵であり、新しいお客元にリーチすることとなる。
これを東京の百貨店戦争の構造変化と見る向きも多い。新宿高島屋の真の実力のインディケ!は、副都心線の2008年6月の開業を待ってからでも遅くはないだろう。ともあれ、今週末には、個人の目で、新宿高島屋を是非ともインディケ!してほしい。
関連タグ:高島屋,百貨店,副都心線,新宿,2007年5月UPコンテンツ
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