
ギャップの旗艦店in銀座が入店予定のヒューリック数寄屋橋ビル(現在建設中)
ギャップ(GAP)が、銀座に旗艦店を作ると発表した。それ自体は驚きではない。しかし、ギャップが出店するその場所が今の世相を反映しているともいえる。
ギャップの旗艦店 in 銀座の予定地は、ルイ・ヴィトンが一度は世界最大規模の東京旗艦店をオープンするとされていた建設中のビル「ヒューリック数寄屋橋ビル」なのである。ルイ・ヴィトンは、このビルをほぼ1棟借り(12階建てのビルのうち10階を借りるとされていた)する予定であった。
ルイ・ヴィトンは、アルマーニやエルメスが大規模店舗を構える晴海通り沿いのこのビルにレストランを含む、世界最大級のルイ・ヴィトン店舗を計画していたとされる。しかしながら、昨年末にルイ・ヴィトンがこの計画を白紙にした。このことは、世界的な景気後退の影響を受け高級ブランドということで大きな注目を浴びていた。
その一方不景気で追い風になるのは、ファストファッション系と称される低価格ブランド。ギャップは、その中でも古参のブランドだ。
今回は、ギャップin銀座をインディケしたい。
■ ギャップ(GAP)in銀座-出店予定地は高級ブランド街の真ん中
ギャップが今回、銀座に旗艦店「Gapフラッグシップ銀座店」をオープンするのは、2011年2月と少し先だ。
ギャップは現在でも、銀座地区に大規模な店舗を構えている。場所は、Gapフラッグシップ銀座店がオープンする予定の「ヒューリック数寄屋橋ビル」の斜め前、「モザイク銀座阪急」の中だ。
このビルの1FにGap、地下1Fに、Gap kidsの店舗を設けているが、2011年2月、Gapフラッグシップ銀座店は、その規模が違う。ヒューリック数寄屋橋ビルの1Fから4Fを占める予定で、成人向けの「Gap」、子供向けの「GapKids」、赤ちゃん向けの「babyGap」、アンダーウェアの「GapBody」とフルラインナップの展開予定である。
なお、現在のギャップの銀座店が入るモザイク銀座阪急の入る銀座東芝ビルは、2007年09月に東芝から東急不動産に1,610億円で売却され、その東急不動産は、このビルを2009年末からの建て替えを予定している。
■ 日本橋興業=ヒューリック
昨今のサブプライム問題や、外資系の不動産ファンドの問題などからも、この「ヒューリック数寄屋橋ビル」の聞きなれない「ヒューリック」というの名前を見て、外資系不動産企業と早とちりする人もいるだろう。
外資系ぽいのは、名前でだけである。この不動産会社の旧社名は、「日本橋興行」といい、旧富士銀行系の不動産管理会社がその出発点だ。そのため、ヒューリックの保有する不動産には、富士ビルと名前が付くものが多く、また多くの物件に、みずほ銀行(つまり、旧富士銀行)が入居している。
たとえば、表参道の交差点の待ち合わせ人気スポット「表参道のみずほ銀行前」は、ヒューリックが保有する「青山富士ビル」の前でもある。
ちなみに、「ヒューリック数寄屋橋ビル」は、「数寄屋橋富士ビル」の建て替えプロジェクトでもある。
■ ファストファッションが凌ぎを削る銀座
ZARA、H&M、ユニクロも大型店を構える銀座だが、今回、ギャップが大型店を構えることとなった。そして、注目は、今年後半といわれているアバクロンビー&フィッチの東京初の店舗が銀座にできることである。
今後もファストファッションと銀座から目が話せないとインディケ!している。
関連タグ:ファストファッション,GAP,ギャップ,SPA,アメリカンSPA,アメリカンブランド,LVMH,旗艦店in東京,銀座,2009年4月UPコンテンツ
ネット通販情報:
紹介したインディケ!スポットギャップ(GAP)in銀座 - 新旗艦店(2011年2月オープン) -
場所はこちら