|
日本が最も輝いていたといわれる1970年代、1980年代。ジャパン as No.1として世界に日本商品があふれていた。
その絶好調な日本で、当時最もトレンドを引っ張っていたのは、三愛、鈴屋、鈴丹、キャビンといったアパレル販売店舗だった。
この4社は、ファッショナブルなアパレル小売専門店として、日本全国チェーン化に成功した初めての企業といわれている。その後、時代の変化の中で、当時の輝きは失われたものの、この4社はまだまだ現役。
もちろん紆余曲折あった。例えば、鈴丹は、名古屋を本拠地とするスーパーチェーン、ユニーの傘下に入ったし、キャビンは、ユニクロの傘下にはいった。バブルのころの多角化戦略が裏目に出た鈴屋は和議申請した。
そのような状況を考えると、この4社の中では、最も長期的に成功した企業とも言える三愛。さらに、現在の三愛という文字は、夏になると必ずといっていいほど東京で目にする。その理由が、三愛水着楽園である。
ともかく、今回のインディケ!は、この三愛と三愛水着楽園だ。
■ 三愛水着楽園 - 夏場に突如現れる巨大全国チェーン - 三愛水着楽園は、簡単に言えば、水着の専門店である。
水着というシーズン性の強いものを扱っているので、出店戦略が非常に面白い展開となっている。
三愛水着楽園は、水着のシーズンとなる6月ごろから徐々に夏となるターミナル駅のファッションビルや、ショッピングモールのなかにオープンする。そして、水着シーズンが終わる8月中後半から徐々に閉店していく。つまり、年間で3ヶ月しかオープンしない店舗なのである。
そして、驚きなのはその数、全国で100店舗以上の展開をしている。
三愛水着楽園は、このような夏限定のショップだけでなく、数は多くないが札幌パルコや名古屋パルコ、三愛銀座本店などに、1年通しての常設型三愛水着王国の店舗もあり、年間いつでも豊富なラインナップのなかから水着が買える。これも、水着という商材を考えるとある意味驚きだ。
水着という季節性の商材を扱いながら、機動的に企画・製造・販売を行う三愛はさすがといえるものがあるだろう。
競泳水着やフィットネス水着ではない、ほぼリゾート水着専業のメーカーとしては業界大手。そして、水着関連の売上げは、小売である三愛水着王国と卸をあわせて、約36億円(2008年度)程度あるという。
ちなみに、三愛は、この三愛水着楽園のポスターにも登場する「三愛水着イメージガール」なるものを毎年セレクトしている。
2007年には、今をときめく木下優樹菜女史や、古くは2002年には山本梓女史が選ばれている。
■ 三愛水着楽園だけではない三愛 三愛は、水着だけではない。グループ全体の売上げは、178億円(2009年度)であり、主軸はやはり、女性向けアパレル。全国に店舗を展開している。
しかし、最盛期と比べるとパンチ力がないのも事実。今後のアパレルメーカーとしての三愛に注目したい。
関連タグ:銀座,2009年7月UPコンテンツ
ネット通販情報:
紹介したインディケ!スポット三愛水着王国in三愛 西銀座本店 - 場所はこちら
|
|
|
|