any FAMの名前もかなり浸透してきたとインディケ!できる。
この「any FAM」、そして、「any SiS」というブランドは、百貨店などで高感度ファッションを展開し、「組曲」という強いブランドを持つオンワード樫山が仕掛けるブランド。
「フェミニン」なテイストの女性受けするおしゃれ服を百貨店ではなく、ショッピングモール(=比較的リーズナブルに)に買えるブランドである。
つまり、この浸透の背景には、都市型ショッピングモール、例えば「ららぽーと豊洲」の誕生も一役買っているとインディケ!できる。
このany FAMというブランド、2005年4月にインディケ!した際には、組曲FAMとして展開されていた。現在では、any FAM by KUMIKYOKU FAMという名称になっている。
この背景には「百貨店向けのブランド」と「ショッピングモール向けのブランド」のコンフリクトという問題もある。逆に言えば、any FAMやany SiSはそのようなコンフリクトが起こってしまうほどのお買い得ブランドともいえる。
今回はany FAMとany SiSをオンワード樫山とメガヒットブランド組曲と絡めながらインディケ!
してみたい。
■ any FAM by KUMIKYOKU FAM
any FAMは、オンワード樫山が都心部以外のショッピングセンター向けに若いお母さん(20歳代中盤から30歳代前半)に向けたブランドである。
ブランドとしては、面白い展開で、
・ (成人の)レディース+キッズ(男女)
というラインナップになっている。
つまり、これは、若いお母さんが、自分の服と自分の子供の服が一緒の売り場で買える=トータルコーディネイトを楽しめるブランドなのである。
若いお母さんのハートは鷲掴みだ。
ちなみに、ショッピングモールの中ではアパレル企業が仕掛けるブランドなので、それなりに値段はする(ワンピースで7000円程度)。そこで、郊外に住む若い家族の予算感覚でいうと、家長であるお父さんの服は予算上ユニクロとなるしかないかもしれない。
現在のイメージキャラクターは、タレントの東原 亜希さん(26歳)。柔道家の井上 康生氏がだんな様でお子様もいらっしゃる。
■ any SiS by KUMIKYOKU SiS
any SiSは、any FAMの共通点は、「anyという冠が付いたところ=百貨店向けではないブランド」といっても良いかもしれない。
ターゲットはファッション誌を愛読していそうな20歳代OL、つまり、any FAMは、OL服だ。その点は、同じオンワード樫山では、プライドグライドなどに近いのかもしれない。イメージとしては、フェミニンなベーシックという感じだろうか。
価格帯もany FAMと同じような若干高めのようなラインに収まっている。ショッピングモールブランドとしては、高めと言っても良いだろう。現在のイメージキャラクターは、人気ファッションモデルの森絵里香女史と菅原沙樹女史というところで、ターゲットがわかってもらえると思う。
■ 百貨店ブランドは「組曲」、ショッピングモールブランドは「any」?
歴史的に百貨店へファッションを供給してきたオンワード樫山。その中で、23区、自由区、組曲といったメガブランド育ってきた。
昨今、百貨店はファッション売り場は、一部を除き大幅に地盤沈下、地方ではショッピングモール、都心部でも特定テーマで編集したファッションビルや、SPAの路面店におされ気味だ。
そこで、百貨店で培ったブランドイメージを保ちながらも、セカンドラインとしてより価格を押さえ目にして、ショッピングモールなどに展開したいということから生まれたのが、組曲FAMだったとインディケ!できる。
しかし、それに反発したのが百貨店。組曲ブランドの低価格化は避けたいというところだろう。
そこで、ショッピングモールでは、セカンドラインとしての印象を与えながらも控えめにということで、組曲FAMからany FAMへ、そして、「any FAM by 組曲 FAM」ではなく「any FAM by KUMIKYOKU FAM」となっているのかもしれない。
しかしながら、昨今は、ファストファッションをはじめ低価格衣料へのニーズは高い。
消費者の代表としては、是非ともany FAMとany SiSをインディケ!してほしいとしかいえない。インディケ!するなら、都市型ショッピングモール、ららぽーと豊洲がお勧めだ。
関連タグ:オンワード樫山,ショッピングモール,組曲,ららぽーと豊洲,豊洲,2009年7月UPコンテンツ
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