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ここ数年、アパレルブランド大手3社といえば、ワールド、オンワード樫山、ファイブフォックスというのは変わっていない。
これは売上で見た場合の大手3社であるが、ワールドは業績好調で、2009年3月期は、連結で3427億円となり売上げを伸ばし、売上げ傾向が横ばいであった元売上げNo.1企業であるオンワード樫山(連結売上:2610億円 / 2009年2月期)を逆転した。
ファイブフォックス社の売上げは、連結で約2,300億規模と推定され、ファイブフォックス社の単独売上げは、1559億円(2008年8月期)、主要子会社 フランドルは、約600億円の売上げ(2008年2月期)、イーストボーイは、単独で約133億円(2009年03月期)と推察される。
この3社が日本を代表するアパレル企業であることは間違いないだろう(ここではアパレルということで普段着のシェアが大きいファーストリテイリングも入れていない)。 そして、ファイブフォックス社は大手アパレル企業の中でも、一番神秘性のある企業ともいえる。
まずは、非上場企業かつ、上田 稔夫社長がオーナーであるオーナー企業であること、公式ホームページ(現在は、採用専門のホームページを持っている)を持っていないことでも知られる。
また、大企業になりながらも、売上の大部分を「コムサブランド」で勝負しており、その他、展開するブランドも自社開発のブランドばかりである。
ファイブフォックス社は、海外ブランドのジャパンビジネスを請け負うオペレーターやライセンシーというビジネスもしていないし、また、外部のデザイナーとのコラボレーションも積極的に行っているわけではない。
このようなさまざまな状況から、ビジネス規模のわりに情報が少ないことが「コムサブランド」と「ファイブフォックス社」に神秘性を与えているのかもしれない。
今回のインディケ!は、以前もインディケ!したファイブフォック社と現在注目の業態である「コムサスタイル」についてである。
■ ファイブフォックス社はフルラインでコムサブランド 車でいえばベンツのSクラスからAクラスのように、フルラインを同一ブランドで展開できる世界的にみても稀なアパレル企業だ。 アパレルで比較するならアルマーニだろう。最高級のジョルジオ アルマーニ in 六本木ヒルズから、ファストファッション系のアルマーニエクスチェンジinららぽーと船橋までを展開している。また、アルマーニブランドの下で、家具やジュエリーまで展開していることで知られている。
しかし、アルマーニは売上げは高級ブランドが主軸となっており、低価格ブランドもあるが「日常的なモード」が売上げの主軸とはいえない。 その点、ファイブフォックスのコムサブランドは、コムサイズムという実際に購入しやすい価格帯のブランドが育っており「モードの普段着化」に成功している。一般人にはありがたいブランドだ。
さらに最近では、DCブランドブーム時代からコムサ・デ・モードで培った「コムサ」というシンプルなおしゃれ感/モード感が、アパレルだけでなく、様々なものに広がっている。
例えば、雑貨(モノコムサ)、カフェ(カフェ・コムサ)に至るまで、コムサブランドで展開されてる。
単なる「お買い得」というわけではなく、ある特定のイメージ(洗練されたシンプル)を保ちながら、このように一つのブランド化にワンストップで商品を提供できるブランドは日本では、ファイブフォックス社のコムサしかないだろう。 さまざまな提供商品を単一のブランドで幅広く展開できることは現在の消費トレンドにマッチしているといわれている。これは、「ブランドのライフスタイル化」ともいえ、生活の中でいつでもタッチできるブランド、つまり、固定客を育成しすいブランド(気軽にいつでも店舗に訪れてもらえるブランド)ともいえ、物が売れない時代にブランドにとっては重要なことだ。
■ コムサスタイル by ファイブフォックス社 現在、ファイブフォック社のコムサブランドにおいて「モードの普段着化」という意味で、注目なのは、ショッピングモール等に出店中の「コムサスタイル」という業態だ。
これは、コムサイズム系ブランドを編集した形で、メンズ・レディス・キッズ・雑貨を展開する「ショップブランド」だ。 「モードの普段着化」という潮流の中で是非とも、ご自身の目でインディケ!してほしい。
関連タグ:ファイブフォックス,SPA,コムサ,ららぽーと豊洲,豊洲,2009年8月UPコンテンツ
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