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今年の東京の夏は、とにかく暑い。そんな暑さを少しでも和らげる映画が、ディープ・ブルーといよう。
今回は、驚異の映像連続の映画「ディープブルー」をインディケ!
■ディープ・ブルーの見所は? 驚異の映像といえば、CGを駆使した映像が、最近の定番である。しかし、それも食傷気味であるという東京人も多いであろう。
やはり、CGはCGらしさが残ってしまうので、何か陳腐さがある。その点、昔の映画(例えば、マッドマック、ブレードランナー等)は、何かリアルな迫力がある。
しかし、ディープ・ブルーの迫力はそれを圧倒的に上回る。何せ、実際に起こっている世界を克明に捉えているからだ。
内容としては、海に関連する生き物の生態を捉えた映像であるのだが、圧倒的に美しい。シーンは、とにかく食べている(捕食している)シーンばかりが目に言ってしまうが、それも圧倒的に美しい。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽とあわせるとやや怪獣映画みたいではあるが、、、
■ 商業的には大冒険かも? このディープ・ブルーは、7年にも及ぶ撮影と、7000時間というフィルムから編集しているわけであるが、そこまでの投下コストを回収できるのかどうかを心配してしまうのは私だけではないはずだ。
90分、ある意味「環境映像」を見せるという試みは、映画の撮影班が行った冒険よりも冒険的と目に映る。
ディープ・ブルーは、エンターテイメントだけでなく、芸術に理解がないとこういった映画に対して、1800円は正当化されないのではないか。そういった意味からもディープ・ブルーの興行収益を見守りたい。
■ 同名の映画とのコンフリクトは? ディープ・ブルーといえば、同名映画で、パニックものの映画がある。
内容は、凶暴なサメが、人間に襲い掛かるという典型的なパニック映画であるが、今後、大型レンタルビデオ店(例えば、ツタヤ-TSUTAYA-等で)ディープ・ブルー借りたいんですけど、といった場合、間違ってサメ映画がレンタルされてしまう場合が出てくる。
賢い東京人は、防御したい。
■ どこで見るか? どこで見るかということに関しては、やはり、オープニングの試写会を実施したヴァージンシネマズin六本木ヒルズというのがいいだろう。
是非、東京人の目で、エンターテイメント+芸術=ディープ・ブルーを確認したい。
関連タグ:映画インディケ!,六本木,2004年6月UPコンテンツ
紹介した東京スポット地下鉄 日比谷線 大江戸線 徒歩6分 六本木ヒルズ内
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