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 ルミネエストin新宿 ルミネと聞いて知らない人はいない。東京中心、及び、その近郊のJR線ターミナル駅にある駅ビルのブランド名だ。
昨今、このルミネは、圧倒的なブランド力を持つファッションビル「渋谷109」とともに大きな注目を浴びているを集めている。
その背景には、ルミネ独自の取組みがある。
今回は、ルミネを週末に訪れる前に知るということで、最も新しいルミネである「ルミネエスト」in新宿と独自の取組みであるルミネストを、インディケ!
■ ファッションビルもブランドの時代へ 最も新しいルミネである、ルミネエストは、以前は、新宿マイシティという名前で親しまれていた。新宿マイシティを運営していたのは、新宿ステーションビルディングというJR東日本系の会社であり、ルミネとは親会社が同じ、いわば兄弟会社であった。
このようなことから、新宿マイシティがルミネになった背景の一つには、JR東日本の戦略である「経営統合による経営効率化の促進」ということもあるが、商業施設にもブランドが求められる時代になったということも、その一つであることは間違いない。
つまり、ルミネという雰囲気を作ることが売上げにつながっていくということになってきたとインディケ!している。
■ ルミネという独自性 ルミネという雰囲気の構成要素の一つに、ルミネカードがある。
ルミネカードは、カード決済で常に5%割引というかなりお得な提案を行っていることで有名である。このことからも、会員数は年々伸び続け、FY2006年度には100万人目前である、92万人達したそうである。
また、年に数回は、割引率が10%となるようなキャンペーンも実施しており、これが、会員増に貢献しているとインディケ!している。このキャンペーン時には、首都圏各所のルミネで、即時発行が可能なルミネカードを作る人々が列を成している。
さらに、ルミネという雰囲気は、店頭にも現れている。ルミネはルミネストといわれる、店員向けの接客コンテストを実施している。これにより、いままでは、ブランドごと、店舗ごとに行われた従業員開発を、いわばルミネという枠組みで高めあう仕組みを構築している。
人と人とが触れ合う店頭が商業施設の最も重要な場面であり、ルミネストのようなコンテストは商業施設の活性化、つまり、店頭の活性化、つまり、店員の活性化につながることとなり、非常に有意義な取組みとインディケ!できる。
また、ルミネはショップスタッフ向けの社内施設が充実していることでも有名である。
■ ルミネエストは ルミネエストの見所としては、マイシティ時代に改修したB2階のファッションゾーン「クリカ」がある。
また、ルミネエストとなってから、B1階も大規模な改修が行われ、人気ブランドが続々と入店している。
■ JR東日本の駅ビル運営 ルミネは、現在、大宮・横浜・新宿(+ 新宿エスト)・北千住・立川・藤沢・大船・品川・町田・荻窪・川越の12店舗体制だ。そして、このルミネは、JR東日本のグループ会社。ルミネに行くとSuicaが使えることが多いのは、親会社がその理由の一つだ。
この他にも、JR東日本グループは、首都圏では、ルミネ以外にアトレ・ブランドでの駅ビル開発を行っている。アトレ・ブランドは、ターミナルステーションの大規模ファッションビルという位置づけであるルミネに比べ、駅ビル的な要素が強い中規模ショッピングビルのブランドとしてインディケ!される。
アトレを開発するのは、東京圏駅ビル開発株式会社であり、株式会社ルミネではない。
FY2005年のルミネの総売上げは、2,500億円程度、JR東日本が出資する商業施設の総売上は、約10,000億円といわれているので、その4分の1がルミネの売上げということになる。
と、インディケ!話はここまでにして、是非ともルミネ エストを週末にインディケ!して欲しい。
関連タグ:ルミネ,新宿,2007年3月UPコンテンツ
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