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現在、日本で最も高いビルである横浜ランドマークタワー。1993年7月に完成した横浜ランドマークタワーの高さは296m、70階建てと日本代表するにふさわしいスペックだ。
横浜ランドマークタワーは、不動産・建設業界が空前の好景気であったでバブル期にプランされ(着工は1990年3月)、当時の先端建築テクノロジーが惜しげもなく使われている。これらのテクノロジーは現在でも先端と呼べるものが多い。
また、横浜ランドマークタワーは、動く歩道で桜木駅と直結し横浜みなとみらい地区の一つの玄関口ともなっている。
今回は、ハイテク立国日本の建築技術の結晶、横浜ランドマークタワーをインディケ!
■ 横浜ランドマークタワーの対地震対策 地震大国の日本における高層ビルの構造設計の最も重要な課題は、耐震対策といっても過言ではない。
日本で最も高いビル、横浜ランドマークタワーは、構造的にも四隅に大きな柱を配置し強度を保つだけでなく、高度なハイテク技術も利用されている。
これは、ビルの最上階には、重さ170トンの錘が2個設置され、この錘が、揺れが起こった時にその揺れを打ち消す為に、揺れとは逆方向に動くという錘装置を搭載していることだ。
この反作用を起こす錘は、コンピューター制御されており、地震や台風時の強風などで発生した横浜ランドマークタワーの揺れを計算し、それに応じて反応する。まさにハイテク立国日本の建築技術の結晶といえよう。
■ 世界一早かった横浜ランドマークタワーのエレベーター 現在は、世界一早いエレベーター座を台北国際金融センターに譲り渡したものの、竣工から2004年までは世界一早いエレベーターが横浜ランドマークタワーに存在した。
かつての世界一早いエレベーターである、横浜ランドマークタワーの展望台、スカイガーデンへの直通エレベーターは、最大分速約750mで、もちろんギネスブックにも認定されていた。
現在の世界一早いエレベーターは、前述した台北国際金融センターに設置されたエレベーター。東芝製のエレベーターで、世界で始めて分速1000メートルへ到達した。
ちなみに、横浜ランドマークタワーのエレベーターは、三菱製。ハイテク立国日本のエレベーターは世界最速の座を長年維持しているわけだ。
■ 横浜ランドマークタワーには何があるか? 横浜ランドマークタワー地区には、低層のショッピングモール棟であるランドマークプラザとランドマークタワーがある。
ランドマークタワーは、オフィスとホテルは主に構成される。ホテルは、ランドマークタワーの事業主、三菱地所系のホテル「横浜ロイヤルパークホテル」が入る。
オフィスとしては、人材派遣会社大手、マンパワー・ジャパン社などが入居している。以前は、横浜発のコンピューター製造会社ソーテックの本社が入居していることで有名であった(ソーテックは現在、本社を東京に移転した)。
ランドマークタワーの根元には、ランドマークプラザという巨大なショッピングモールが広がっている。もちろん、横浜発祥ブランドの店舗もショップを構えており、例えば、横浜元町発祥、バックのキタムラの店舗が3階に入店している。
横浜ランドマークタワーを体感する為には、スカイガーデンがお勧めだ。スカイガーデンは、69階にある展望フロア。もちろん、日本一高い展望フロアだ。特に夜景が綺麗、1000円でこの感動が得れると考えれば、そう高くもないだろう。営業時間は、21:00(最終入場時間は、20:30、土曜日と夏季は22:00まで営業)までだ。是非ともインディケ!してほしい。
関連タグ:超高層ビルin東京,三菱地所,横浜,2006年6月UPコンテンツ
紹介した東京スポットJR線 横浜市営地下鉄 桜木町駅 下車 徒歩5分
みなとみらい線 みなとみらい駅 下車 徒歩3分
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